どうもTALです。
国内GPは、年内は全て終了&来年上半期は3月のチーム戦のみと若干寂しい期間が続きます。でも、アジア圏内ならまだまだGPはいっぱいあります。
10/27-29 香港
11/10-12 上海
12/15-17 シンガポール
「海外にいくのは費用がかかりすぎるのでは」「日本語しか話せないし怖い」など色々とあるかと思いますが、実際にチャレンジしてみると想像以上に安く、そして(日程の組み方次第では)気楽に参戦できます。
今回はおっさんが一人でアジアGP参戦する際に、どのように準備をしているか書いておこうかと思います。
①海外に行く前に最低限必要なものを準備する
当たり前なのですが、パスポートが必須です。無いなら作りましょう。持っている方も有効期限切れで大変なことにならないようにチェックしておくべきです。
また、海外での緊急時対応・ネット上での航空券・ホテル確保のためにクレジットカードもあったほうがいいです。その際にはVISAかMASTERがついているものをオススメします。JCBは日本だけでしか通用しないことも多いため注意です。
また、仕事がある方は休みを取る必要があります。ここが最前提ですw
②航空券・ホテルの確保
ネットで航空券やホテルを押さえていくことになります。
航空券の検索サイトとしては、トラベルコがオススメです。
自分自身が東京在住なので、それをベースに話すことになりますが、コストを重視した場合、LCCの深夜早朝発着便となることもあります。早朝発の場合、空港での過ごし方なども考えておかないといけないかもしれませんので、そのことも考慮して航空券を押さえておいたほうがいいでしょう。
海外のホテルを検索するには最近話題のトリバゴがオススメですが、多用していて割引が入ることもあるため、個人的にはBooking.comを使うことが多いです。
国内GPのホテル決めと要領は同じとは思いますが注意点もあります。
まず、GP参戦だけが目的なのか、ついでに観光もしたいのか、によって泊まるホテルの場所に気をつけなくてはいけません。国内もそうですが初めていく都市は土地勘が全くないわけで、さらに海外となると交通手段も分かりにくいため、値段を優先した結果会場へどういっていいのかわからなくなる・・・みたいなことになっては大変ですからね。
上記サイトであれば(というか大概のサイトは)地図を見ながらホテルを選べますので、GP会場への交通手段も調べておいてホテルの場所を決めましょう。
※徹底的にコストを下げるコツ
旅行日程などもあるでしょうから、人それぞれではありますが参考までに。
JTBやHISのツアーは若干割高になりやすい代わりに申し込み手続きは簡単です。純粋にコストダウンを狙ったり、GP会場入りを楽にする意味では可能な限り避けたほうがいいと思いますが、おおまかなコストとしてこのくらい値段かかるんだぞ、という目安にはなります。
飛行機代は燃料サーチャージ代や施設利用料なども含めたコストをちゃんと見るようにしましょう。サイトによってはチケット料金のみの表示で非常に安く見える場合がありますので注意です。
一番安い飛行機を使おうとするとLCCを利用することが多くなります。LCCはチケット代を格安にする代わりに通常の航空会社では基本サービスとなる要素が軒並みカットされています。余計なコスト増とならないように気をつけておきましょう。特に荷物の大きさと重量。機内持ち込みが基本です。
ホテルに関しては、上記で書いた場所の問題もありますが、セキュリティー面も気にするのであれば★3以上のホテルが安心だと思います。ただ、★が増えればそれだけいいお値段になってしまいますし、★のつけ方自体が結構適当な場合もあるので、そこはお財布と相談して決めましょう。個人的にはExpediaで★2あれば十分やっていけると思います。(安宿感はハンパないですが)
また、★の数以外の判断基準としてサイトでのユーザー評判があります。どこぞのAから始まるネット通販とは違い、ユーザーの声がある程度正確に反映されていると思いますが全世界の方が評判をつけているため、可能な限り日本からの投稿を追いかけて判断基準に使ったほうがいいでしょう。日本の生活習慣は日本でしか通用しないわけで、他国の人がいい評判をつけていたとしても日本人に合わなければそれまでです。
(超安価なホステルとかが高評価になっていることが多いのですが、その生活が自分に合うのかというと微妙ですからね)
あとは、なるべく早めに日程を確定させて予約したほうが安上がりです。ただし、航空券はタイムセールなどで急激に値下がりする場合があります。ここら辺はタイミングや運の部分でもあります。
ちなみに、自分は今回の香港GP、飛行機代が往復17800円、ホテル代が2泊で約9000円で押さえました。当然空港までの交通費やその他諸々かかるものはあるとは思いますが、東京から大阪や京都へ新幹線で向かうよりは圧倒的に安上がりです。
③GPエントリーをする
GPに参加するには、事前に申し込んでおく必要があります。国内GPと同じですね。エントリー自体はそこまで難しくないですが、日本語サイトではないので、そこは気合で乗り切ってください。
ちなみに主催は、
GP香港・シンガポール → Chain Links
GP上海 → Panda Events
です。各サイトからエントリーができます。VIPコース的なものもありますが、基本的には一番安いやつでいいでしょう。
参加費は国内GPとそんなに変わりません。ここは値下げできないですからね。一応米ドル払いになるため円高のタイミングを狙えば多少安くなりますが・・・そこまで頑張る必要はないかと。
④現地の情報をあらかじめネットで調べておく
旅する国の情報は、「○○(国名・地域名) 旅行」と検索すればまとめサイトが出てきますので、そういうものを事前に読んでおくだけでだいぶ変わります。が、必要ない情報も多いです。
GPに参加するためだけに行くのであれば、下記の内容だけしっかりと把握していればなんとかなることがほとんどです。
・両替(どうしたらお得か、どこでできるか)
・交通(タクシー・電車)
・電気(コンセントの形・電圧)
・食事(レストラン)
あとは現地で散策がてら色々探すのも楽しいですよ。
また航空券の情報、宿泊するホテルなどの周辺地図、近くの地下鉄の駅名、その他必要な情報を可能であれば紙に印刷した状態でパスポートに挟んで持参するようにしています。最近はスマホでなんとでもなる機会も多いですが、電池切れ・故障などのイレギュラーが発生することもありえますし、古い人間なのでとりあえず紙に出しておきたいのですよね。
もし、そういった情報を印刷する環境にいないのであれば、とりあえずスクリーンショットにでもして保存しておくことをオススメします。
⑤海外に行くときに持っていくものを準備する
ある程度海外旅行に不安を持っている人は、荷造りの時点である程度しっかりと準備をして不安を取り除いておくべきです。
まずカバンなのですが、キャリーがついたスーツケースは絶対に欲しいところ。大は小を兼ねる、とは言いますがスーツケースに限ってはそうはいきません。何故なら飛行機だと機内持ち込み可能サイズがあるため。スーツケースの売り場に行けば「国内線機内持ち込み可能サイズ(100人以上)」とかいう張り紙がありますが、それです。ちなみに国内線は統一規格になっているはずですが、国際線の場合の機内持ち込みサイズ・重量は各航空会社によって違いますので注意が必要です。
個人的に2泊程度であれば、よほどのことがない限り機内持ち込みサイズに抑え自分で荷物を持ち歩くことにしています。LCCだと受託手荷物に手数料がかかるのもありますが、ロストバゲージが怖い、そもそも荷物が到着するまで待っているのが勿体ないというのもあります。
自分は国内でも海外でも準備してあるものにあまり差がないのですが、一応参考に。ちなみにGPに参加することが主目的のときの荷物です。
・着替え(宿泊数分+1つ予備)
・フェイスタオル(季節によるが1つは持っていく)
・ポケットティッシュ(なんだかんだ便利)
・常備薬(バファリンがあればなんとかなる、と信じている)
・電気カミソリ(いつも愛用している旅行用のもの)
・ちょっとした上着(季節・地域による)
・折りたたみ傘
・電源変換プラグ(海外はコンセント端子の形が違うことも多いです)
・MTGを遊ぶために必要なものセット(ダイス・スリーブ・デッキケースなど)
・カード類(デッキ・国内はトレード用のカードも持っていく)
・ミニノート、ボールペン(ライフカウントも兼ねる)
・モバイルバッテリー、充電に必要なケーブル類(をまとめたポーチ)
・ノートPC(いつでもMOできるように)&その充電器
・パスポート&財布入れカバン(身肌離さず持ち運びできる小さいなバッグ)
・海外用レンタルWi-Fi(国内キャリアのローミングは高いから絶対に借りる)
・ウォークマン&イヤホン(個人的な好みなんですが、iPhoneの音質あんまよくないよね)
・スマホ
他、細かいものは割愛します。この中で太文字のものは荷物が受託できる状態であっても、絶対に機内に持ち込むことにしているものです。もともと機内持ち込みしか許されないものもありますが、貴重品類や衝撃に弱いものは絶対に預けません。実はMTGのデッキ自体が一番高価だったりすることもあるので、カードは預けずに自分で持ち歩くほうがいいでしょう。
電源変換プラグと一緒に変圧器を持っていく人もいると思いますが、最近の電化製品は大抵100-240Vに耐えられるものが多いため、変圧器がないと壊れる!なんてことは珍しいと思います。きっと電化製品で持っていくとすればスマホなどを充電するためのUSB充電器が主でしょうから、それの規格だけ確認しておけば大丈夫でしょう。
⑥海外で気をつけること
自分は既に何回かアジア圏に一人旅していますが、危険な場面に遭遇したこともありませんし、ボッタクリにあったこともないです。が、そういう危険性が全くないわけではありません。
個人的なことではありますが、タクシーは極力利用しないようにしています。日本より安いためさくっと使いたくなることもありますが、コミュニケーションがうまく取れなかったりして目的地にうまく着かなかったりするかもしれませんし、渋滞に巻き込まれない保証もないです。乗車料金もよくわからないですから、ボッタクられさではNo.1です。
ですので、自分は基本的に地下鉄や電車での移動をするようにしています。鉄道はそこまでダイヤが乱れることがないでしょうし、少なくとも料金をボッタクられる可能性は(自販機で切符を買えば)ほぼないです。あとは自分が見知らぬ街をうろつくのが好きで、電車で移動すればいろんな風景が観れて楽しい、というのもあります。
また、パスポートは無くしたり落としたりすると本当にどうしようもないため小さなカバンの肩掛けカバンを服の中に着込むようにして保管しています。こうしておけば絶対に無くさないし、内側から着込むことで窃盗を防ぐことができます(普通に考えて盗りやすいものが狙われるはずなので、身肌につけた貴重品をわざわざ狙ってくる人も少ないだろう) 貴重品の管理だけは日本と同じノリでは非常に危険ですので、そこらへんはしっかりとやっておきましょう。
持ち物のところに書きましたが、海外用レンタルWi-Fiは個人的には必須だと思っています。お金に不自由していない人ならデータローミングをONにしてバリバリ使ってやればいいでしょうが、下手すると数十万単位で請求がくる可能性もありますので、切っておくべきです。SIMフリーの端末を利用している人は現地でプリペイドSIMを購入すれば利用できますが、どこで入手できるかわからないものですしなかなかの上級者向けになってしまいます。
海外用レンタルWi-Fiを借りておけば、少なくとも(日本で決済した)決まった金額で通信が保証されるため、安心して海外でスマホを使うことができます。接続の手間暇など若干の面倒くささはあるものの、数十万請求されたりスマホが全く使えなくなるよりはマシです。
海外用レンタルWi-FIは価格.comのサイトで料金別に紹介されていますので、自分にあったものを探して借りましょう。
ちなみに、中国では現地の回線を利用するとGoogleやtwitterなど日本で愛用されているサービスが規制により利用できない場合がありますので、レンタルWi-Fiの力を借りて通信可能となるプランを用意することも可能です。自分の専門分野ではありませんので、詳しくは「中国 壁越え」で検索してみてください。
コミュニケーションに関して。本当に細かいことを聞く場面にでも遭遇しない限り現地の言葉がわからなくてもなんとかなります。大体ノリでなんとかなります。
最近はスマホで翻訳ソフトを使えばなんとかなりますし、そもそもGP参加だけが目的なら一般市民と交流する機会もそうそうないでしょうから気にする必要はありません。
GPでの試合中などは英語で大丈夫で、
“Play first.”
“Combat”
“Good luck.”
とか適当に言えれば大丈夫。少なくとも自分は困った試しはありません。
あと、日本人は困った時簡単な英語で話せば何とか理解してもらえるだろう、みたいな部分がありますが、特に中国現地の方は英語の「え」すら知らない人が非常に多いため通用しません。それよりは紙とペンを持って漢字で意思を伝えようとしたほうが理解してもらえますのでご参考を。
大まかにはこんな感じ。もし気になっていることがありましたらコメントにでも書いてもらえれば分かる範囲でお返事します(露骨なコメ稼ぎ)
速攻民の叡智
まず休みが取れません(社畜)
パスポートとるのがめんどくさい(怠け者)
海外のグランプリ出れる実力がない(弱小)
日本から、いや自宅から出たくない(引篭り)
金が無い(カネが無い)
まだ慌てる時間じゃない(仙道)
お金がない(織田裕二)
かんじがわかんない(ちゅうそつ)
苦言は?
るっせぇ
ときどき現れる苦言おじさんは何なの?
高齢化社会の縮図
釣り針
なんで一人で行く必要があるんですか(正論)
友達がいないからです(現実)
俺となろうぜ(勧誘)