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シャーマン禁止後の今だから思い出したいレガシーテクニック2 カナスレ編

suginamik
コメント16件 2018/08/05

皆さん、こんにちは。suginamik(スギナミク)です。マジックを、レガシーを楽しんでいますか?

 

25周年記念プロツアー始まりましたね。プロツアーでレガシーが見られるなんて最高です。レガシーに特に馴染みのない方は、今回の記事でフェッチ起動のタイミングやマナの管理の仕方など、なぜこのタイミングで動いたかを理解する助けになれば幸いです。

 

*レガシーをしている人にとっては既知のテクニックばかりなことをご了承ください。

 

 

 

 

2 今だから思い出したいレガシーテクニック 対カナスレ編

 

 

死儀礼のシャーマン禁止後の1番の変化は、なんといってもカナディアンスレッショルドの復権でしょう。カナディアンスレッショルドが環境にいるだけで、土地の置き方、マナの使い方が変わってきます。

 

 

 

2-1 カナディアンスレッショルド概要

 

まずは、カナディアンスレッショルド、通称カナスレのデッキ概要を見ていきましょう。

 

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このデッキの根幹はもみ消しに代表されるマナ否定戦略です。

 

Stifle / もみ消し (青)

インスタント

起動型能力1つか誘発型能力1つを対象とし、

それを打ち消す。(マナ能力は対象にできない。)

もみ消し/Stifle - MTG Wiki

 

フェッチンランドの起動能力をもみ消しで打ち消すと1マナで土地を破壊することができます。だからといって先にフェッチランドで特殊地形をもってくると、不毛の大地を起動されてしまいます。マナがないところで、目くらましで1マナ要求されたり、呪文貫きで2マナ要求されたりと、カナディアンスレッショルドと対戦するときには常にマナの支払いをケアしながら動くことを要求されます。

 

なぜ死儀礼のシャーマンがいた前環境では、カナディアンスレッショルドが活躍できなかったかというと、

  1. 死儀礼のシャーマン自体がマナ加速をすることでマナ否定戦略を機能不全にさせることができた。
  2. さらに、墓地を追放することで俊敏なマングースのスレッショルドの達成を妨害していた。
  3. さらにさらに、死儀礼のシャーマンが1/2だったので、1/1のマングースがアタックすることさえできなかった。
  4. 回復してゲームを長引かせることができた。

いかに死儀礼という1枚がカナスレにとってキラーカードだったかお分かりいただけたでしょうか。自分がカナスレを使っていた時は、相手の1ターン目に死儀礼のシャーマンを出してきて、それを除去できなかった時の勝率は酷いものでした。

 

死儀礼のシャーマンがいなくなった現環境では、デルバーデッキの中ではカナスレが最大勢力になっています。それでは、カナスレと対戦するときに役立つ、今だから思い出したいテクニックを見ていきましょう。

 

2-2 テクニック

 

 

2-2-1 メインにフェッチを起動

 

フェッチを起動するときに気を付けるテクニックは、概要でも述べたとおり、もみ消しの存在をいつも気にするプレイングが必要です。

  1. G1相手先手、青がらみの土地(フェッチを含む)を置いてそのまま、自分のターンが回ってきたときはもみ消しの存在を疑う。
  2. 青がらみでなくても、赤緑フェッチのときももみ消しは飛んでくる。
  3. 自分が先手の場合で、100%フェッチを起動するつもりの場合はメインでフェッチを起動する。基本地形をもってくると不毛の大地をケアできる。
  4. 相手がもみ消しを構えていそうな場合、どうしてもフェッチを起動しなければいけない場合は、フェッチを相手がマナを使い切ったときに起動するか、もしくは相手のアップキープで起動する。相手のアップキープに起動すると、相手がメインで使えるマナを1マナ少なくすることができる。

以上のテクニックは、所謂レガシーのたしなみともいると思いますが。逆にいうと、「アップキープにフェッチを起動!」と言うと、この人はレガシーやってるなと思わせることができるでしょう。

 

細かいことではありますが、狼狽の嵐はもみ消しにとても強いカードです。「のぶおの部屋」に解説がありますが、相手がエンド時に打った渦まく知識にスタックでフェッチランドを起動してもみ消しを唱えられたとして、狼狽の嵐で二つともまとめて打ち消せることがあります。相手がカナスレの場合には狼狽の嵐をサイドイン候補になるでしょう。

 

 

2-2-2 タルモ算 稲妻じゃ除去できない場合

 

 

致命的なひと押しの登場以降2万円越えしたこのカードも今や7千円を切っています。4色レオヴォルドが流行っていたころは、致命的なひと押しが当たらないわめき騒ぐマンドリルが採用されているリストの方が多かったです。現在は一般的なタルモゴイフを4枚採用しているリストが一般的です。

 

ゲームの序盤、タルモゴイフのタフネスが3だからといって稲妻では除去されない場合があります。

Tarmogoyf / タルモゴイフ (1)(緑)

クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)

 

タルモゴイフのパワーは、すべての墓地にある

カードのカード・タイプの数に等しく、タフネスは

その点数に1を加えた点数に等しい。

 

*/1+*

タルモゴイフ/Tarmogoyf - MTG Wiki

 

 

例えば、墓地にソーサリーと土地が落ちていてタルモゴイフが2/3の場合に稲妻を打った場合、タルモゴイフを除去できません。詳しいルーリングは調べてもらう方がよいですが、

  1. 稲妻を解決する
  2. タルモゴイフに3点ダメージが入る(この状態では致死量のダメージが入っている)
  3. 状況起因処理チェックが入る
  4. 墓地が、土地・ソーサリー・インスタント(稲妻)の3種類でタルモが3/4になる
  5. 死亡チェックが入り3/4のため死亡せず

 

稲妻でタルモゴイフを処理できる場合はまずないと思った方がよいでしょう。

逆に、剣を鋤にタルモに唱えるると、タルモが追放された後に剣を鋤にが墓地にいくのでライフゲインは2点になります。

 

 

2-2-3 マングース算 自分の土地に不毛起動でスレッショルド達成

 

 

俊敏なマングースは、普段のスペックが1マナ3/3、単体除去が効かないという歴代の1マナの中でも最強クラスのクリーチャーです。

 

Nimble Mongoose / 敏捷なマングース (緑)

クリーチャー — マングース(Mongoose)

 

被覆(このクリーチャーは呪文や能力の対象にならない。)

スレッショルド ― あなたの墓地にカードが

7枚以上あるかぎり、敏捷なマングースは

+2/+2の修整を受ける。

 

1/1

敏捷なマングース/Nimble Mongoose - MTG Wiki

 

 

死儀礼がマングースを押さえつけていたことは既に概要で述べました。ここでは、カナスレ側がどうやってスレッショルドの達成を狙うかを扱います。

 

スレッショルドは墓地にカードが7枚以上あれば達成されます。墓地を増やすために、インスタントを打ったり、フェッチを起動したりします。

 

そして一見損をしているようにみえますが、自分の土地に不毛の大地を起動して無理やり墓地を増やすことがあります。不毛の大地は自身を対象に取れることも覚えておいて損はないでしょう。

 

カナスレ側としては、マングースが1/1のままではクロックのスピードが遅く、早く3/3にしてライフを削り切りたいです。また、マングースを失うのはコンバットか全体除去のみなので、基本的にはマンググースが絡む戦闘はカナスレ側が主導権を握っていると思う方がよいでしょう。一見不利そうなアタックを仕掛けてきたときは相手が何を握っているかよく見極める必要があります。

 

 

2-2-4 呪文嵌めをケアする

 

 

カナスレは1枚か2枚呪文嵌めを採用していることがほとんどです。

 

Spell Snare / 呪文嵌め (青)

インスタント

点数で見たマナ・コストが2である呪文

1つを対象とし、それを打ち消す。

呪文嵌め/Spell Snare - MTG Wiki

 

呪文嵌めで打ち消せるカードは、

  • 石鍛冶の神秘家
  • X1の虚空の杯
  • 瞬唱の魔道士
  • タルモゴイフ
  • 闇の腹心

など、デッキの根幹を担うカードが多く、それを1マナで打ち消すカードはカナスレのマナ否定戦略に合致します。かといって3マナを唱えると目くらましに引っかかる。カナスレは、相手のミスプレイを誘ってきます。逆に言えば2マナのカードはカナスレ側にとって厳しいカードが多いので、呪文嵌めをなんとかかわせるようにケアして動くとよいでしょう。

 

 

2-2-5 Tropical Islandを抜けばデルバーしか出なくなる

 

 

カナスレのマナベースは、

  • Volcanic Island 3枚
  • Tropical Isdad 3枚
  • フェッチランド 8枚
  • 不毛の大地 4枚

がほぼ100%です。(人によっては1枚フェッチを増やしている人もいますが、Taigaを積んでいることはありません)

 

カナスレのクリーチャーは、マングースとタルモが緑マナを要求するため、Tropical Islandを破壊され、それを外科的摘出されると、緑マナが出ないためそれらが唱えられなくなります。そのためだけに外科的摘出を入れる価値があるかは判断が分かれるところですが。

 

2-3 以前からの変化

 

カナスレはここ数年リストがほとんど変わっていません。新しいカードは、新の名の宿敵くらいでしょうか。タルモ算でも述べましたが、わめき騒ぐマンドリルが採用されていたことがありました。しかし、マンドリルは若き紅蓮術士対策という意味合いが強かったですが、若き紅蓮術士自体が少なくなったので、これからもタルモゴイフが採用されるでしょう。

 

逆に言えば、変わらないカードでも結果を残している人がいると、カナスレというデッキの強さがわかります。

 


 

以上です。

 

今回はカナスレ編でした。ツイッターでも言いましたが、これから対リアニ、対ミラクル、対4色ローム、対石鍛冶をお届けするつもりです。ざっと内容が知りたい方は、私のツイッターを見ていただけたら早いです。

 

最初でも言いましたが、死儀礼のいた環境ではあまり見なかったテクニックを取り上げています。もちろんここで書かれたこと以外にも皆さんが知っているテクニックは、是非下のコメントに書き込んでください。

 

 

MTG専用のツイッター(@suginamikmtg)やっています。主にレガシーやモダンに関することを取り扱っています。「記事は遅いけど、リツイートは速攻!」をモットーにしています。フォローしていただけたら励みになります。

 

それでは素敵なレガシーライフを!

コメント16件 2018/08/05

速攻民の叡智

  1. まあ、基本中の基本なテクニックですよね(震え声

  2. マングースは俊敏なのか敏捷なのか……。

  3. あぁ^〜いいっすね〜

  4. デュアルランド争奪戦の初期によく見たデッキだな。
    いつのまにか居ないなと思ってたらそういう理由だったのか。

  5. カジュアルジェスカイから遠く離れた記事で感服してしまった

  6. そうだな、基本的なテクニックだな(いやー勉強になった)

  7. まあレガシープレイヤーなら常識だよな(ブクマしとこ…)

  8. レガシーやらないす

  9. 剣鋤は解決時にタフネスチェックするから、インスタント墓地に落ちて回復量増えたりしないのでは?

  10. ※9
    たしかに…剣鋤が墓地に行くより前にタルモいなくなってるもんな

  11. (そこはタフネスじゃなくてパワーだろって突っ込むところじゃね)

  12. カジュアル(?)ティムール氏族…

  13. 敏捷は「びんしょう」って読みます
    パワプロやってる人なら馴染み深いかもね

  14. やっべー知らなかったわー今からパワプロやらなきゃ(棒)
    火+氷使ってた頃のカナスレしか知らなかったから勉強になりました

  15. こいつ自分で記事書けるんだな
    引用と転載しかできないのかと思ってたわ

  16. >9さん
    修正しました。ご指摘ありがとうございます。

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