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リミテのススメ Part.28 〜『イクサラン』ドラフト 色の組み合わせ②〜

ライター
コメント1件 2017/10/21

どうも、TALです。

前回の続き、敵対色です。

 

 

白黒

吸血鬼カラーです。吸血鬼が数多くいないと役立たないようなカードが数多く存在しているためシナジーを優先したピックを心掛けます。《選定された助祭》《血潮隊の司教》《薄暮まといの空渡り》《薄暮の使徒、マーブレン・フェイン》など吸血鬼シナジーがあってこそのカードも多いです。

選定された助祭血潮隊の司教

 

トークン生成カードも多く横並べにはしやすいものの、どうしてもサイズは小さめなことが多いのと、絆魂を生かす意味合いでも、サイズを上げる装備品は優先的に確保しておきたいです。

繰り返しになりますが、クリーチャーサイズが小さいため大物がたくさん出てくると、サイズ差だけであっさり負けてしまいます。その割に吸血鬼は5マナ圏が膨れることが多いため、単なるバニラである《王女湾の兵士》とかでもいいので、2マナ、3マナでもしっかり展開できるようにマナカーブには気を付けましょう。

 

 

青赤

伝統的に青赤のデッキはスペルが強くてクリーチャーはそこまで、ということが多いのですが、イクサランリミテッドの場合スペルが弱いため、テンポを稼ぎつつビートダウンする・・・というのが厳しいです。個人的にはあまりやりたくない色の組み合わせです。

一応、とことんテンポを追求した場合、青にはバウンスや氷漬け能力、赤には速攻があるため超前向きなデッキを目指すこともできますが、その場合青はマーフォークだし、赤は恐竜なので海賊シナジーは無視してもいいです。

 

青の補色として赤を採用した場合、黒ほどではないですがそこそこ宝物ができますので、そこから多色のコントロールに向かうのも悪くはないのかもしれません。が、環境的に推せるデッキにはならなさそう。ちなみにルーター機能に関しては一番優秀な色ですが、そもそもルーターしてアドバンテージを稼げる環境かどうかが微妙でもあります。

 

 

黒緑

テーマとして探検シナジーがあります。

探検という能力自体、アドバンテージが取れたりちょっといい感じのサイズになってドロー操作できたり、大きくなって欲しい時に限って土地を手に入れてがっかりするような能力ですが、探検をするだけでお得な効果がつくカードが3枚あります。《野茂み歩き》《隠れ潜むチュパカブラ》《陰鬱な帆船》の3枚。

隠れ潜むチュパカブラ野茂み歩き

 

この探検シナジーなクリーチャーがブン回り出すと非常に強いわけですが、それ以外のシナジーは薄く、単純なグッドスタッフになりやすい色にもなります。黒が海賊・吸血鬼、緑が恐竜・マーフォークなので被っている種族は全くないため、強いカードをそのまま活用するのがいいでしょう。色の流れ重視でドラフトしたらこうなった、みたいなことが多い組み合わせです。

 

ちなみに《不気味な船長の召集》で激しくアドバンテージを狙えるのは実質黒緑だけです。他の色では《溺死者の行進》のほうが間違いなく強いです。その前に《不気味な船長の召集》自体が微妙ですけどね・・・(主要種族以外が拾えないので)

 

 

赤白

アグロ向きのカードが非常に多く、かつ恐竜シナジーもあり回避持ちも多いデッキ。除去の質も多く飛行クリーチャーもいて環境的には最高の色の組み合わせになります。

が、それだけ人気も集中しやすいため、「色は最強、デッキは噛み合ってない」みたいなこともあり得るため、そこらへんはドラフト段階で色の住み分けをうまく見極めましょう。

 

ちなみに、この色の場合クリーチャーは恐竜がらみで揃えていったほうが細かいシナジーが繋がりやすいためいいと思います。赤の3マナ圏は《身勝手な粗暴者》よりも《激情の恐竜》を優先すべき。

 

 

緑青

マーフォークの組み合わせなのですが、そもそも強いマーフォークが少なく、うまくシナジーを生かすにはなかなか難しいです。そもそもスペルなどで強化しないとサイズ負けするようなクリーチャーが多く、ダメージレース負けしやすいので、それを打開するようなカードを優先する必要があります。

もしこの色をやるとなった場合、マーフォークではないですが、《葉を食む鞭尾》《巨大な戦慄大口》などサイズに優れた恐竜は取っておくべきです。こういうのがないと本当に線が細くなってしまいます。

 

 

 

その他

環境的には早く、守る側もその速度に対応できないといけないためそのようなデッキが組めるかわかりませんし試していませんが、多色をサポートするカードはそこそこあるためパワーカードを詰め込んだ多色デッキというのはできるかもしれません。

ただ、《大天使アヴァシン》クラスの「出たら勝ち」カードはほとんどないため目指す価値があるかは微妙で、均等多色はそもそも事故るだけなので、2色+タッチ2色みたいな構成が基本です。

 

 

以上、色別のまとめでした。当然ドラフトの流れで出来上がるデッキも変わってくるでしょうが参考になれば幸いです。

 

 

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コメント1件 2017/10/21

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