公式によるショップ向け情報ページ「WPN」より、ブランディングの記事をご紹介いたします。
これによると、他店舗と差をつけ力強いブランディングを行う方法が紹介されていました。
競争より創造を重視
カナダにある「イベント・ホライゾン・ホビーズ」では、カナディアン調の店舗デザインや、カナダの有名な動物をモチーフに使用しているそうです。
それにより、親しみやすく誰でも歓迎する雰囲気を作れているとの事でした。
日本に当てはめてみると、やはりジャパンスタイルであるサムライ・ニンジャ・ゲイシャ・フジヤマを押し出し、日本の特徴的な動物である通勤ラッシュで疲れたサラリーマンや、チー牛を頼むギーク的なマスコットキャラクターが必要なのでしょう。
色・質感・雰囲気
この「イベント・ホライゾン・ホビーズ」では、カナダらしいチェック模様や素朴な木目の美しさが随所に取り入れられており、カフェスペースのアクセントウォールの模様は、マジック:ザ・ギャザリングのシングルカードを保管するボックスにも使われているそうです。
スタッフの制服も、カナダっぽいチェックのシャツで、看板や文書なども特定のフォントで統一して雰囲気を作っているそうです。
これも日本に当てはめてみると・・・やはり日本らしい土壁に、鬼滅でも流行った市松模様をあしらったスタイルでしょう。
炉端スペースの畳の縁の唐草模様は、ストレージボックスの柄としても使用するべきでしょう。
スタッフの制服は、ジャパニーズKIMONO!着物はちゃんと着付けないと不恰好になるので、まあお祭りっぽい法被(はっぴ)でよいでしょう。
フォントは草書か梵字がベターでしょうか?
店内動線は重要
「イベント・ホライゾン・ホビーズ」では、お客さんの店内動線を意識し、認知度の高い製品を前面に、一番奥にゲームスペースを用意したそうです。
お客さんの動線を戦略的に考え、特定の興味にしぼった配置にしているとの事です。
もちろんこれも、日本に当てはめて考えてみましょう。
MTGユーザーは他TCGより平均年齢も高く男性率も高めですので、やはり渋くかっこいいジャパニーズスタイルを意識した動線が有効でしょう。
前面には鳥居と手水場。神聖な気持ちになりつつ手を清められ、コロナ対策もバッチリですね。ゲームスペースは一番奥が望ましいですが、熱気あふれる激闘を女子供が見ると引いてしまう可能性があるので、入口は掛け軸の裏の隠し通路にするべきでしょうね。
帰りには塩または火打ち石で見送ると、そのお客さんが店舗にとってどんな存在か一眼でわかるため、非常に戦略的と言えます。
WPNではこれらを意識してプレミアムストアを目指してくれ。と締めていました。
なかなか大変かと思いますが、ショップには頑張って欲しいと思います。
もし私のアドバイスが欲しいショップ様がいらっしゃいましたら、ご連絡くださいね?