テーマに沿ったカードを新規アートで限定販売する特殊セット「Secret Lair」に、新しいものが発表されたのでご紹介いたします。
Secret Lair: #BlackIsMagic seeks to honor Black culture, #BlackHistoryMonth, and the beauty of Blackness. Every card in this drop has a story to tell with proceeds from this drop to be donated to the amazing organization @BlackGirlsCODE. Let’s take a look at some of the cards! pic.twitter.com/jtbGWTtoez
— MTG Secret Lair (@MTGSecretLair) February 9, 2021
これによると、2月22日~3月31日(PST)の期間中に、以下の販売サイトで予約が開始されるとの事です。
https://secretlair.wizards.com
今回はBlack History Month(黒人歴史月間)に合わせて発売される、「SecretLair:Black Is Magic」の収録カードが公開されました。
Black History Monthとは、アメリカ、カナダ、イギリスにおける、アフリカ系の偉人やアフリカ人の民族拡散を回想する年間行事で、アメリカでは2月に行われるのだそうです。
収録されるカードは以下
・豊潤の声、シャライ
・思案
・耕作
・幽霊暗殺者、ケイヤ
・ドミナリアの英雄、テフェリー
・他2枚
※あと2枚は2月16日に公開
価格はFoil版が49.99ドル、通常版が39.99ドルだそうです。
日本にいると黒人への人種差別はピンときませんが、世界的には大きな流れになっています。
私もピンとこない1人だったので、この記事を書く際にさらっと調べました。せっかくなのでメモ代わりに書いときます。
まず黒人という言葉について。
アフリカ系アメリカ人という表現が正しい。という意見もありますが、そもそもアメリカ人じゃない人やアフリカ系にルーツを感じない人もいるようです。
当事者がどう表現されたいかのアンケート的なものでは、「黒人」という表現がしっくりくる。という感じのようです。
現在について
一大ムーブメントになったBlack Lives Matterは記憶に新しいですよね。
「黒人だから」という理由で偏見や決めつけ的な扱いをする。という事への抗議であり、それらの差別をなくし、平等にしよう。という活動ですよね。
今まで慣習的に、あるいはシステム的(おそらく必ずしも悪意では無い)に行われていた事を見直し、再確認するという事が世界的に求められている事だと感じます。
表現について
黒人への差別をやめる事はもちろんですが、表現の是正にも色々とアクションがあるようです。
例えばBlackという単語事態が黒人を指す意味があるため、差別的な意味ではなく慣用句的に使われてきた言い回しを変えていくなど。
※闇市場をブラックマーケット、悪質な企業をブラック企業、停電や失神を意味するブラックアウト。などなど。
「ブラック企業という言葉に黒人が抗議」というニュースを見た際、別に黒人を差別してるわけじゃなくね?と最初思いましたが、「Black」という単体で黒人”も”指す単語を悪い表現として使って欲しく無い。という解説を見て腑に落ちました。
黒人以外の差別について
ヨーロッパのどこだったかで、コロナでアジア人=病原菌のように扱われる。などの人種差別なニュースがあったのは知っていました。
先進国というくくりでは白人が多いですが、世界の人口的には中国やインドなどのアジア人もめっちゃ多いです。
アジアの発展に伴い、世界におけるアジア人の扱いももしかしたら変わっていくのかも?
以上。
メモなので特にオチとかまとめとかは無いです。