MTG専門店であり、知名度も高い「Cardshop Serra」において、クレジットカードの情報が流出したとの発表があったのでご紹介いたします。
Cardshop SerraのHPにて、今回の経緯と現在の対応等が掲載されています。
掲載位置は少々分かりにくいですが、以下の位置です(記事作成現在)
※ページをスクロールした更新情報の中です。
これらを簡潔にまとめると、以下のようです。
状態
・第三者の不正アクセスにより4,982件の情報が流出した恐れ
・対象は2017年09月17日~2018年11月8日のクレカ決済
・流出したと思われる人には連絡済み
・流出内容は名義人、クレカ番号、有効期限、セキュリティコード
経緯
・2018年の11月8日に流出の懸念を確認
・2019年09月30日に調査完了
・クレカ会社との協議で公表は控えていた
対象者は
・身に覚えのない決済がないか確認してくれ
・疑わしい場合はクレカ会社に連絡してくれ
各クレカ会社でも注意喚起をしているようです。
「Cardshop Serra」でクレカ購入した覚えのある方、念の為に決済履歴を確認して下さい。
もし疑わしい部分があった場合、すぐにクレカ会社に連絡し、カードをとめてもらいましょう。
さて、タイトルにもありますが、現在この問題がネット、SNSでかなり炎上しています。
私もリアルタイムで事態を追っていたのでその印象も含め、炎上理由の可能性が高いものをまとめてみます。
・初動と対応
自体の発覚が1年以上前であり、クレカ会社との協議の結果、現在まで発表しないという選択をしたという事。この対応が誠実では無いのでは。ということで不信感を持たれたようです。
クレカ会社との契約やら何やら色々とあるのでしょうが、ユーザーとしてはせめて発覚した時点で教えて欲しいものですよね。
・発表とミス
この件がユーザー側に知れ渡ったのは2019年11月19日。「Cardshop Serra」内に経緯について書かれたページが誤って掲載されてしまった事からです。同日、このページは非表示となっていました。
これは後日(11月21日)に掲載されましたが、その間には何もアナウンスがなく、ページを削除しだんまりを決め込んだような印象を持ちました。
・アナウンスの誠実さ
この記事の冒頭でも記載したように、この件の関連ページは非常に分かりづらい位置に表示されています。
また、同サイトでコラム等をアップした際にはSNSで告知されていますが、今回の件についてはそれらがされなかった事も、誠実さに欠けるのでは?という意見が見られました。
・経営者のキャラクター性
「Cardshop Serra」を経営している加藤英宝氏は、古くからのマジックプレーヤーで、MTG愛も強いがゆえに、その発言にも強い言葉が多いように感じます。
加えて最近はyoutube等への露出も増え、そのキャラクター性に対応できない方もいるようです。
早い話が、個性的がゆえにアンチも多いって感じでしょうか。
これらが今回の件の炎上の原因かと思います。特に初動や対応についてはもっと良い方法があったのでは?と感じてしまいます。
MTG専門店としての「Cardshop Serra」は商品点数も多く、他の店には無いようなカードが在庫されていたりと、私も個人的に何度か利用させて頂いていました。
より安全で炎上しないショップになると嬉しいですね。