公式のMO構築戦の上位デッキリストが更新されたので、面白いものをご紹介いたします。
デッキリストはコチラ。
クリーチャー:18
2:《万面相、ラザーヴ》GRN
4:《オルゾフの処罰者》RNA
4:《正気泥棒》GRN
4:《人質取り》XLN
4:《破滅を囁くもの》GRN
呪文:16
2:《渇望の時》RIX
2:《喪心》DOM
4:《悪意ある妨害》GRN
4:《ヴラスカの侮辱》XLN
4:《思考消去》GRN
土地:26
8:《島》RNA
6:《沼》RNA
3:《愚蒙の記念像》DOM
4:《湿った墓》GRN
1:《ディミーアのギルド門》GRN
4:《水没した地下墓地》XLN
サイドボード:15
2:《渇望の時》RIX
3:《否認》BBD
1:《喪心》DOM
2:《軽蔑的な一撃》GRN
3:《強迫》M19
2:《肉儀場の叫び》RNA
2:《不滅の太陽》RIX
マナコストと色のバランスです。
(サイドも込み)
2マナ域はメインで14枚。序盤を除去でしのぎ、盤面が落ち着いた所でマウントを取っていくスタイルですね。
色は黒中心ですが、2ターン目から青黒、3ターン目には青青、4ターン目には黒黒を要求されますので、2色だからって土地の置き方を雑にすると困りそうです。
それではデッキの動きを見ていきましょう。
序盤
まずは地上を接死で固め、脅威となるものを除去していきましょう。
このデッキの勝負域は5マナ以降なので、ライフは高めに維持したいですね。
相手のデッキに対処がめんどくさそうな殺戮の暴君や、ハイドロイドがいる気配を感じ取ったら、思考消去で戒めておきましょう。
2ターン目に打つと勿体無い場合も多いので、タイミングは状況を見つつ使いましょう。
メインに2枚入ったラザーヴも2マナで出す事ができますが、基本的に2ターン目に出すカードでは無いので、全く生物を引かない時以外は温存しておきましょう。
中盤
打ち消しを構えたり、人質を取ったりして盤面をコントロールしながら、土地を伸ばしていきます。
正気泥棒はこのデッキのメインエンジンの1つなので、無駄にしないよう運用したいですね。
泥棒や人質は最近よく見かけるハイドロイドにとても有効なので、積極的に活用しましょう。しかし赤単系には効果が薄いので、涙ぐみましょう。
終盤
優しい悪魔の破滅を囁くものさんで一気にライフを詰めにいきます。
ラザーヴはできれば正気泥棒か破滅さんに変身。相手の暴君がどうしても辛い時は接死にチェンジして霊魂になってもらいましょう。
サイドボード
サイドボードには追加の除去や打ち消し、ハンデスなどを中心に用意されています。
話題のアリストクラッツ先輩を傷つける肉儀場の叫びや、置物除去をビビアンに頼る緑系に切ない思いをぶつける不滅の太陽なども採用されています。
以上いかがでしたでしょうか。
PWもハイドロイドもいないじゃん!このデッキ安いのでは!?と一瞬思ったけど、破滅さん1700円、人質取り1000円、ヴラスカの侮辱1300円、不滅の太陽1600円。
世知辛い・・・。