公式のMO構築戦の上位デッキリストが更新されたので、面白いものをご紹介いたします。
デッキリストはコチラ。
クリーチャー:30
4:《脚光の悪鬼》RNA
4:《どぶ骨》RNA
4:《第1管区の勇士》RNA
4:《無慈悲な司教》RNA
4:《忘れられた神々の僧侶》RNA
4:《災いの歌姫、ジュディス》RNA
3:《真夜中の死神》GRN
3:《薄暮薔薇、エレンダ》RIX
呪文:6
3:《興行+叩打》RNA
2:《屈辱》RNA
1:《恐怖の劇場》RNA
土地:24
3:《沼》RNA
4:《聖なる鋳造所》GRN
4:《血の墓所》RNA
4:《断崖の避難所》DOM
1:《竜髑髏の山頂》XLN
4:《神無き祭殿》RNA
4:《孤立した礼拝堂》DOM
サイドボード:15
1:《真夜中の死神》GRN
2:《疫病造り師》GRN
3:《溶岩コイル》GRN
1:《恐怖の劇場》RNA
4:《ドリルビット》RNA
2:《天上の赦免》RNA
2:《炎鎖のアングラス》RIX
マナコストと色のバランスです。
(サイドも込み)
3マナ域が多いように見えますが、サイドボードに8枚取っているので、メインだけ見ると2マナが一番厚い、手数重視な綺麗なマナカーブになります。
色は多色中心の黒多め、最初は黒、次いで黒白、3ターン目には黒白赤と求められるので、土地の置き方には注意しましょう。
それではデッキの動きを見ていきましょう。
序盤
序盤はどぶ骨があればだしていきましょう。
彼は能力の条件が特殊な上、戻るのも手札。そして出てもタップイン。序盤はアタッカー、それ以降は暇なら回収してサクリ要員な位置付けでしょうか。
1ターン目に出す事はできませんが、組み直しの骸骨も同じように機能しそうです。
脚光の悪鬼は相手にもよりますが、できれば第1管区の勇士を置いてから出せるとお得感があって良いですね。
このデッキは多色カードがそこそこ入っているので、普通に展開するだけで結構な数のトークンが自然と湧いてきます。
中盤
ジュディスを置いて、レッツ突撃!
パワーを上げたアタッカー達に殴らせに行ってもよし、サクリシステムたるクレリック2枚により、能動的にサクってもよし。
アリストクラッツたる死に芸で、
盤面とアドを取りライフを削りましょう。
ただしジュディスのダメージ能力は、
トークンでは誘発しないのでご注意を。
ちなみに焼印刃などで接死をつけると、
愉快な接死ティムお姉さんに。
終盤
シナジー生物を出し、盤面を詰めにいきましょう。
ショックイン多めでライフを失う機会も多いデッキなので、エレンダの絆魂は嬉しいですね。
能力もトークンも誘発するステキ仕様。
ヴラスカの侮辱や溶岩コイル、追放系エンチャントに追放されないよう、いつでもサクれる状況にして運用したい所です。
デッキとしては確定除去がメインに2枚しかないので、デカブツを叩きつけてくる相手にはエレンダの運用が勝敗を分けそうですね。
サイドボード
サイドボードには追加の除去やクリーチャーの他に、
万能ハンデスドリルビットや
ノーン風エンチャントが採用されています。
天上の赦免の能力は、ザクザクとクリーチャーが溜まる自分の墓地は対象にできず、相手の墓地からのみなのでご注意を。
以上いかがでしたでしょうか。
アリストクラッツって本当にいいものですね。
お値段もスタンのデッキとしては比較的安く組めるのも嬉しいです。
(エレンダと土地から目を背けつつ)