シャーマン禁止後の今だから思い出したいレガシーテクニック1 環境概要編

皆さん、こんにちは。suginamik(スギナミク)です。マジックを、レガシーを楽しんでいますか?

死儀礼禁止後約1か月がたちました。皆さんは新しいデッキは決まりましたか?それとも同じデッキを使い続けているでしょうか。

禁止直後に書かれたメタの展望は前回の記事をご覧下さい。

死儀礼のシャーマンとギタクシア派の調査の禁止後の環境の展望 レガシーの新しいメタゲーム:これからどこへ行くのか
...

予想通り懐かしいデッキが復活したり、禁止改訂の影響を受けたデッキの変容が見られたりと環境の変化を見ていて楽しい時間でした。

今回は新環境で何が変わったか概要を見ていきます。その後、新環境で増えてきたデッキに対戦した時に使えるテクニックを紹介したいと思います。前環境ではあまり見なかったなつかしいテクニックを紹介していくので、レガシーに詳しくない人もご覧ください。

なお、記事が長くなるので何回かに分けています。

*レガシーをしている人にとっては既知のテクニックばかりなことをご了承ください。

1、新環境概要

それではまず、直近4回のレガシーチャレンジを見ながら環境の変化を見ていきましょう。

以下に示すデータはゴールドフィッシュを参考にしています。

1-1、禁止直前 Legacy Challenge #11460913 Date: 2018-07-01

https://www.mtggoldfish.com/tournament/legacy-challenge-11460913#online

上位入賞デッキは以下の通りです。

6-0 グリクシスデルバー

5-1 ANT

5-1 エルドラージポスト

5-1 グリクシスデルバー

5-1 グリクシスデルバー

5-1 ジェスカイ石鍛冶

5-1 赤単プリズン

採用率上位10枚のカードは以下の通りです。

カード名 枚数 使用デッキ率
1 渦まく知識 92 71.88%
2 思案 76 62.50%
3 意思の力 76 59.38%
4 死儀礼のシャーマン 64 50.00%
5 稲妻 51 50.00%
6 外科的摘出 51 78.12%
7 ギタクシアス派の調査 45 37.50%
8 目くらまし 36 28.12%
9 秘密を掘り下げるもの 32 25.00%
10 陰謀団式療法 30 34.38%

トップ8にグリクシスデルバーが3つと、まさに環境の王者という成績でした。

それにしても、採用率上位10枚のカードすべてがグリクシスデルバーに採用されていたカードですね。これでは支配的だという意見も納得できます。

1-2 禁止直後 Legacy Challenge #11476185  Date: 2018-07-08

https://www.mtggoldfish.com/tournament/legacy-challenge-11476185#online

上位デッキは以下の通りです。

7-0 赤白ペインター

6-1 4色ローム

6-1 デス・アンド・タックス

6-1 デス・アンド・タックス

6-1 ドレッジ

6-1 エルドラージ

6-1 スニーク・アンド・ショー

5-2 4色ローム×2、デス・アンド・タックス、ドレッジ、ゴブリンボンバードメント、グリクシスデルバー、感染、ミラクル、赤単プリズン×2、カナディアンスレッショルド×3、ストーム、スニーク・アンド・ショー

採用率上位10位のカードは以下の通りです。

カード名 枚数 使用デッキ率
1 渦まく知識 68 53.12%
2 思案 65 53.12%
3 意思の力 56 43.75%
4 外科的摘出 41 59.38%
5 目くらまし 39 31.25%
6 剣を鋤に 34 31.25%
7 秘密を掘り下げる者 32 25.00%
8 稲妻 32 25.00%
9 虚空の力戦 31 25.00%
10 狼狽の嵐 28 43.75%

グリクシスデルバーに支配されていた環境から一変して、剣を鋤にを使った白いデッキが多く結果を残しています。これはグリクシスデルバーというよりは、コラガンの命令を採用したデッキが石鍛冶の神秘家を使用したデッキを押さえつけていたことが要因でしょう。

予想された墓地利用コンボに対しての対策カードも多く採用されています。

その他にも、採用率の高いクリーチャーを見ると懐かしい顔ぶれが並んでいます。カナディアンスレッショルドの俊敏なマングースとタルモゴイフ、デス・アンド・タックスと青白石鍛冶の石鍛冶の神秘家、4色ロームの聖遺の騎士など死儀礼のシャーマンが登場した以前にはよく見た、そして、いつのまにか見ることが少なくなったクリーチャーたちです。

環境変化直後のため、以前から存在したデッキでかつ禁止によって弱体化されなかったデッキが使用されたり、死儀礼のシャーマンに押さえつけられていたデッキが使用されたりしたのでしょう。

1-3 禁止後2回目 Legacy Challenge #11482829 Date: 2018-07-15

https://www.mtggoldfish.com/tournament/legacy-challenge-11482829#online

上位デッキと、使用率上位10位のカードを見ていきましょう。

7-0 ミラクル

6-1 エルドラージ

6-1 グリクシスコントロール

(ゴールドフィッシュには4色レオヴォルドと記載がありますが間違いでしょう)

6-1 土地単

6-1 カナディアンスレッショルド

6-1 マーフォーク

6-1 青白石鍛冶

5-2 ANT×2、デス・アンド・タックス×2、土地単×2、ミラクル×3、赤単プリズン、オムニテル、ストーム、青白石鍛冶×3、親和

カード名 枚数 使用デッキ率
1 渦まく知識 68 53.12%
2 思案 67 53.12%
3 意思の力 64 50.00%
4 剣を鋤に 51 40.62%
5 外科的摘出 43 62.50%
6 瞬唱の魔道士 39 34.38%
7 石鍛冶の神秘家 33 28.12%
8 狼狽の嵐 32 46.88%
9 精神を刻む者、ジェイス 26 34.38%
10 対抗呪文 24 34.38%

優勝はミラクルでした。ドミナリアの英雄、テフェリーが採用されています。テフェリーはプラス能力でカードを引きながら奥義に向えます。ジェイスよりも勝ちに向う速度が速いのが特徴です。

依然、白を使ったデッキの数が多いですね。環境の変化に合わせたミッドレンジデッキとコントロールデッキが増えたことが、瞬唱の魔道士や精神を刻む者、ジェイスの使用率の高さから分かります。

1-4 禁止後3回目 Legacy Challenge #11501773  Date: 2018-07-22

https://www.mtggoldfish.com/tournament/legacy-challenge-11501773#online

本来であれば3回分を扱うつもりでしたが、4回目のレガシーチャレンジの結果が衝撃的だったのでもう一つだけお付き合いください。

上位デッキと、使用率上位10位のカードを見ていきましょう。

7-0 エルドラージ・ポスト

6-1 デス・アンド・タックス

6-1 エルドラージ

6-1 カナディアンスレッショルド

6-1 青白石鍛冶

5-2 赤黒リアニメイト、デス・アンド・タックス×2、グリクシスコントロール、ゴブリン、土地単、マーフォーク、スニーク・アンド・ショー、ストーム、スルタイデルバー、4色コントロール、青赤デルバー

カード名 枚数 使用デッキ率
1 渦まく知識 64 50.00%
2 思案 62 50.00%
3 意思の力 60 46.88%
4 外科的摘出 42 62.50%
5 思考囲い 39 40.62%
6 剣を鋤に 38 31.25%
7 睡蓮の花びら 32 25.00%
8 虚空の力線 31 25.00%
9 瞬唱の魔道士 28 25.00%
10 虚空の杯 25 21.88%

7-0はエルドラージでした。使用率10位に虚空の杯が入っています。

他に注目すべきところは、青いデッキの使用率の低下です。禁止前は70%を超えていた渦まく知識の使用率がどんどん下がって50%にまで下がっています。

1-4 新環境まとめ

新環境になって変化したことをまとめてみましょう

  1. 白いデッキの増加
  2. 青いデッキの減少
  3. デルバーはグリクシスからカナスレに
  4. 除去は稲妻からソープロに
  5. リアニやドレッジは思ったほどいない

白いデッキが増え、環境の速度は全体的に遅くなったと思います。剣を鋤にや殴打頭蓋のようなライフゲインするカードがメインから増え、稲妻のように直接ライフを攻めてくるデッキが減りました。

フェアデッキに選択肢が増えたのも大きな変化ですね。死儀礼のシャーマンのカードパワーがあまりにも強かったため、フェアデッキはまず死儀礼を4枚入れるところから構築がスタートしていたことを考えると、カナディアンスレッショルドのようにマナ否定戦略をとったり、石鍛治の神秘家でアドバンテージを得たりと、戦略に幅が出てきたように思います。

青い渦まく知識を使ったデッキが大半を占めていることに変わりはありませんが、環境に多様性が戻り、メタゲームが動き、新しくチューンされたデッキが出現する面白い環境になったのではないでしょうか。ツイッターで反応を見ていると、好意的な反応が多く見られますね。

私も今は新しくミラクルを回していてとても楽しいです。以前まではデルバーばかりを使っていましたが、新しい環境で、新しいデッキを使い、新しい相手に当たる。グリクシスデルバーのミラーマッチばかりを繰り返していた以前と比べるとレガシーを楽しめています。

新しい環境になりましたが、そんな今だからこそ思い出したいこともあります。レガシーは定石の多いフォーマットだと思っています。次の記事から、何回かに分けて今だから思い出したいレガシーテクニックを紹介していきます。


概要編は以上です。

ツイッターでも言いましたが、これから対カナスレ、対リアニ、対ミラクル、対4色ローム、対石鍛冶をお届けするつもりです。ざっと内容が知りたい方は、私のツイッターを見ていただけたら早いです。

最初でも言いましたが、死儀礼のいた環境ではあまり見なかったテクニックを取り上げています。もちろんここで書かれたこと以外にも皆さんが知っているテクニックは、是非下のコメントに書き込んでください。

MTG専用のツイッター(@suginamikmtg)やっています。主にレガシーやモダンに関することを取り扱っています。「記事は遅いけど、リツイートは速攻!」をモットーにしています。フォローしていただけたら励みになります。

それでは素敵なレガシーライフを

『シャーマン禁止後の今だから思い出したいレガシーテクニック1 環境概要編』へのコメント

  1. 名前:無名の速攻民 投稿日:2018/08/03(金) 22:55:11 ID:4b3d9019c

    なかなか面白かった、青くなくても勝てるのはいい傾向

  2. 名前:無名の速攻民 投稿日:2018/08/03(金) 23:28:42 ID:b2540e811

    レガシーの記事ってけっこう少ないし、禁止後の動向やテクニックも知りたかったから嬉しい!

  3. 名前:無名の決闘者 投稿日:2018/08/04(土) 00:03:05 ID:7f5fa3c9a

    良記事ええぞ!ええぞ!

  4. 名前:無名の速攻民 投稿日:2018/08/04(土) 00:18:48 ID:12bd465b4

    レガシーやっていない人にも今のレガシーがどうなっているかが把握できるいい記事だぁ(恍惚)

  5. 名前:無名の速攻民 投稿日:2018/08/04(土) 03:43:15 ID:e7ea4510a

    レガシーやってないけど傾向と禁止された後の環境変化が知れて良い記事ですね
    死儀礼はスタンで使ってても「こいつヤバイな……」って思っていたけど下の環境だとより強さが際立ったのか
    改めてマナコスト・P/T・能力・種族、何もかもおかしいよこいつ……

  6. 名前:無名の速攻民 投稿日:2018/08/04(土) 08:26:22 ID:e208cdfb2

    エルドラージとエルドラージポストどちらが強いのか…エルドラージポスト使いたいけどモノリスが高すぎる…

  7. 名前:無名の速攻民 投稿日:2018/08/04(土) 11:19:21 ID:0ffd41921

    レガシーやってない奴多スギィ!
    まぁみんなカジュアルジェスカイ氏族だし仕方ないね

  8. 名前:無名の速攻民 投稿日:2018/08/04(土) 13:37:26 ID:8e4821ea1

    ※7
    実際決して安くないお金がかかるし、別に人口少ない事は仕方なくない?

  9. 名前:無名の速攻民 投稿日:2018/08/04(土) 14:55:59 ID:8cfa20585

    スギナミクのくせに良記事じゃないか

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